ブログの収益化には時間がかかるので、一番大切なことは「稼げるようになるまで続けること」。
そのために、「半年は売上ゼロだと思って始めましょう」と前回の記事に書きました。
でも、「稼ぎたいからブログを始めたいと思ったのに、稼げないんじゃ続かないよ!」って思いますよね。
ただ、あなたにだって「お金をもらえないのに続けていること」・「お金を払って続けていること」の1つや2つ、ありませんか?
なぜ続けられるかというと、「楽しい」とか「幸せを感じる」といったリターンがあるからです。
ということは、ブログにもそんな要素を持たせることができれば、しばらく稼げないとしてもブログは続けられるようになるんです。
友達と何時間も話し込んじゃうことは「お金にならないのに楽しいこと」の代表例
気の合う友達と、居酒屋とかファミレスで何時間も語っちゃうことってありますよね?
それでお金をもらうことなんて無いですし、何かを体験できる・モノが手に入るといったこともありません。
それなのに、なんだか楽しくて何度もやっている。
これをブログに落とし込めれば、間違いなく続けられますよね!?
僕の場合は「モデルチェンジしたあの車は走りが素晴しい!」だの「(一眼カメラの)15万もするレンズ使わなくても、SNSで見るだけならこの5万のやつで充分じゃん!」やら「あのゲームのここの再現度が気に食わん」…などなど。
…別に、こんなマニアックな話じゃなくてもいいんですよ!(笑)
僕はそーゆーのが楽しかったというだけの話で、別に「UVERworldの最近の新曲は難しすぎてカラオケで歌えない!」でも「中本(←激辛ラーメン屋)最高!」でも、とりあえずはなんでもいいんです。
友達とのダベリをブログ向けに分解するとこうなる
いくら居酒屋でのトークの感覚をブログに盛り込むといっても、さすがに会話内容を文字起こしするわけにはいきません(笑)
というわけで、おしゃべりの内容をいくつかのジャンルに分けて、それをどうブログに活かすのかをまとめてみました。
聞かれたことに答える
あなたが得意な内容だったらすかさず食い付いて、教えてあげますよね?
「◯◯っていうお店いいよ!ちょっと分かりにくい場所にあるけど、その分空いてて、汐留にある××のペスカトーレ並に美味しいのに、1,200円で食べれるし…」とか、食べログ以上に役立つ話をまくし立てるんじゃないでしょうか。
こんな風に詳しく語っても、別にお店からお金はもらえませんし、せいぜい友達から「ありがとう!今度行ってみる♪」って言われるだけです。
その感謝のために教えているというよりも、実は説明するのも楽しんでませんか?
そういう説明が楽しいなら、その内容をブログで発信するのも楽しいはずです。
僕の車ブログの記事はこのタイプが中心で、コスパの高いカー用品とか、御殿場のアウトレットに行くときに渋滞を避ける方法とか、そんなことを書いてます。
そうすれば、紹介しているカー用品をAmazonで買うための広告とかで稼げますからね。
誇らしげに武勇伝を語る
これってあなたがお金をもらえないどころか、相手もそれほど得してませんよね?(笑)
お互いそれは分かっているのに、繰り返しやってます。
この話の中に「そんな目に遭わないための方法」とか「切り抜け方」みたいなお役立ち情報があるのが理想なんですが、気にしすぎると「それじゃ書くネタないわ…」ってなっちゃうので、最初はなくてもOKです。
だって実際にトークは盛り上がってるじゃないですか。
つまり、人間はなんだかんだでそういう話をするのも聞くのも楽しんでるんですよ。
ということは、ブログにそういう話を書くのも楽しいですし、仮に読んで何かを得られる内容じゃなくても「笑えた」とか「面白かった」と感じてもらえるということです。
僕のブログ記事で言うと「東名高速でスピード違反で止められたけど、警官を言い負かして無罪放免になった話」というのがこのパターンで、その記事だけで月15,000PVぐらい読まれていますw
楽しかったこと・気に入ったものについての愛を語る
こんな感じで、聞かれてもいないのに語り始めるパターンです。
友達にそんな営業活動をしたところで、あなたにはなんのメリットも無いのにしゃべってしまう。
そう。実はお金なんてもらえなくても、情報発信したくてしょうがないんですよ!
しかもこのパターンの場合、友達がいつかオーストラリアに行くときに役に立つ、ありがたい情報提供になるかもしれません。
ということは、これをブログで発信すれば「オーストラリア+ホテル+安い」とかで検索するような人にとっては目からウロコの情報で、エクスペディアとか楽天トラベルの広告を貼れば収益に繋がる可能性だってあります。
僕のブログでも「新型ロードスター(スポーツカー)をレンタルして走ってみたら、ほんと素晴しい車でした!」といった記事があります。
そこには「買い換えたくなったら、いま乗ってる車がいくらで売れるか調べましょう」といった形で車買取店の広告を貼って収入につないでいます。
友達相手に盛り上がったんだから、他にも喜ぶ人はいくらでもいる!
こういう話をすると、「友達相手だったら間違っていても許してくれるし、相手も盛り上がってくれるけど、赤の他人じゃそんなうまくいかないよ…」という心配をする人がいます。
たしかにその可能性はありますよ。でも逆の可能性だってあります。
あなたのブログに書かれている内容を評価するのは、あなたではなく読者です。
もしかすると、友達以上に「おもしろい!」と言ってくれる人だっているかもしれません。
ブログで情報発信しなければ永遠に読者は訪れませんが、ブログ運営を続けていれば誰かが必ず喜んでくれます。
まとめ
- お金にならないブログを続けるには、ブログを書くことを楽しくする必要がある
- お金にならないのに、居酒屋で友達と何時間も話し込んじゃうのは楽しい
- 話して楽しいことなら、ブログで発信しても楽しい
- その話を友達が楽しんだなら、ブログを楽しんでくれる人も必ずいる
結局、「稼ぐためにはどうすればいいか」ということばかり考えて「こういう記事なら稼げるんじゃないか?」と無理して記事を書こうとするから苦痛になる。
そして苦痛に耐えながらブログを書き続けても稼げないから嫌になって辞める、という流れなんですよね。
なので、稼げるかどうかは一旦置いといて、お金にならなくても楽しめる方法を見つけて、まずはとにかく続けることを目標にやってみましょう^^