ゼミ・卒論・サークル・バイト全部なし!むしろ有利なあなたが書くべき自己PRとは

ゼミ・卒論・サークル・バイト全部なし!むしろ有利なあなたが書くべき自己PRとは

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自己PRを書こうとしたときに、学生時代の選択を後悔するあなた。

そう。なるべく楽して大学を卒業するために、ゼミや卒論が不要な学部をチョイスし、バイトもしないで済む程度の生活をしている、あなたのことです。

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そこで楽した結果、自己PRに書くネタに困る。

さらに悪いパターンは、大学指定の履歴書に「ゼミ・卒論」という欄があり、「なし」と書かざるを得ない。

…学生時代の僕のことでもあります(笑)

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ゼミ・卒論・バイト・サークルに触れないことは有利

なぜこの4つが無いと自己PRネタに困ってしまうのかというと、「みんなが使えるネタが自分にはないから」ですよね?裏を返せば、みんなが使うネタなので、よっぽど個性的な内容にしないと差別化できません。

つまり、自己PRにこの4つを使わないこと自体が、それだけで差別化になるということです。

…しれっとサークルが追加されていますが、これは僕がサークルには所属していたからという、ただそれだけの理由です^^;

「じゃあ、大学では何やってたんですか?」と聞かれたときは

とはいえ、この4つの経験がいずれもないと、面接ではこういうやり取りが発生します。

  • ゼミはどんな内容だったか教えてください。 →ゼミには入っていません。
  • 卒論のテーマを教えてください。 →卒論のない学部なので、書いていません。
  • アルバイトは何かされてましたか? →アルバイトはしていません。
  • どんなサークルに入っていますか? →サークルには入っていません。

すると当然、「あなたは大学で一体何をしてたんですか?」という疑問が浮かびます。

そこは、「ゼミ・卒論・バイト・サークルをやらなかった代わりに、自分はこんな経験をしました」とアピールできればいいわけです。

大学でやりそうなことからこの4つを外すと、残るのは授業と趣味、あとはボランティアとか海外留学あたりですよね。

必要なのはなぜゼミやバイトではなく、他のことを選んだのかという理由

会社が聞きたいのは、ゼミやバイト、またはそれに代わる何かをしていたのかという「事実」ではありません。

あなたの大学時代の経験を聞くことで、あなたが目標に向けて計画を立て、それを着実に実行して成果を上げていけるタイプの人かどうかを見極めようとしているんです。

こう書くと大げさですが、要するにこういうこと。

  1. 私がゼミ・バイト…をやらない理由は、別のやりたいこと(A)があるから。
  2. Aをやりたい理由は、実現したいこと(B)があるから。
  3. ゼミやバイトでは、Bを実現するために必要な経験・能力を得られないと思った。
  4. なぜなら~
  5. なので、Aをやることに決めて、必要な経験・能力を得ることができた。

ここに、Aをやっていく中で出くわした失敗談や苦労話、それを乗り越えるための工夫や努力をしたエピソードを用意しておけば、ゼミやバイトの話よりも個性的なあなたらしい話ができます。

授業に専念してきたことをアピールできるか

もしあなたが、しっかりと将来のことを考えた上で受講する授業を選んでいて(目的意識)、全出席(実行)して単位もオールA(成果)とかであれば授業をアピールしてもいいですが、そうでもないとインパクト不足かもしれません。

趣味に没頭してきたことをアピールできるか

僕としては趣味から強みを見いだすことをオススメします。その方法についてはこちらの記事で紹介しています。

強みがないという人は、「こんなの大したことない」と思ってるソレが強みかも
いざ「自分の強みはなんだろう?」って考えると、結構困っちゃいますよね。 「他人より強い、優れている部分なんて無いよ…」という感じで。 ...

この記事の中で紹介した僕の強みは「戦闘機ウォッチングで培った情報収集力」なんですが、飛行機とは一切関係ない会社の面接でも問題なく通過しています。

ボランティア・海外留学をアピールできるか

ボランティアや海外留学をテーマにするのはいいんですけど、これもやった事実ではなく、「なぜやったのか(目的)」「得たもので目標を達成できるのか」をアピールします。

「就活で有利そうだから」という理由で留学したりボランティアしたりすることが、いかに無意味かが分かると思います。

「私には実現したいことがあって、それに必要なものを得たいので留学しました。」という説明ができないと、何の役にも立ちません。

もちろん、その話は具体的なストーリーにします。

なぜ実現したいと感じたのか、いつそれを実感したのか、どんな経験ができたのか、それは何をしたときだったのか、誰とやっていた時なのか、という感じにした上で、失敗談や失敗を乗り越えた話を盛り込みます。

「グローバルな視点を身につけました」・「異文化コミュニケーションを経験しました」・「社会に貢献することの歓びを実感しました」だけだと落ちます。というか僕が採用業務をやっていた時は落としました。

まとめ:ゼミ・卒論・バイトをやっていないことに自信を持って、他のことをアピールする

会社にとって、ゼミ・卒論・バイトの経験自体は、実はどうでもいいんです。

目的意識をもって、PDCAサイクルを回せる人かどうかを見極めることが目的です。

大学生がそのような経験を得られる典型的な場所がゼミやサークルというだけの話ですから、あなたがそれ以外の場で経験できていることをアピールすれば問題ありません。

しかも、ライバルがあまり話さない内容なので印象にも残りやすく、有利になりますよ。

この4つのテーマがない上に、それ以外のネタも思い付かないときは

でも、ゼミ・卒論・バイト・サークルの話がない上に、他のネタも思い付かないというあなた…。

そんなあなたには、こちらの記事から読んでいただくことをオススメします。

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