前のページで、読書会で読書をするメリットはお分かりいただけたと思います。
ですが、僕は読書会からもっと大切なものを得られたと思っています。
脱サラブロガーである僕の役に立ったということは、独立・起業を目指すような方にはきっと役立つはず!
目次
読書会で得られる、読書以外の3つのモノ
人脈
読書会に参加すると、5名前後の参加者+ファシリテーターと知り合うことができます。
この人達は、あなたの会社や学校の人ではありません。
同業他社の人のこともあれば、まったくの異業種の方かも知れません。起業家から公務員、学生に至るまで、色んな人が参加します。
普段、これだけ幅広いジャンルの人と知り合う機会はありますか?
異業種交流会とは全然違う
人脈と聞くと、いわゆる異業種交流会をイメージするかもしれません。
しかし、そういった場での人脈作りとはまったくの別物。
異業種交流会は要するに「自分や会社が儲かるための人脈作り」をしたい人の集まり。
つまり、乱暴に言えばあなたを「金づる」として見ている人達です。
読書会に来る人の目的は、自己投資
一方、読書会に来る人は、本を通じて知識を深めたい人です。
つまり、カネ目当てではなく、お金を払って勉強したい人達です。
読書会の常連に至っては、「読書会は、自分の悩みを解決してもらう代わりに、他人の悩みを解決してあげる場」というWin-Winの関係であることも理解しています。
言い換えれば、「あなたの役に立つために来ている」という一面すらあります。
勉強家で、人助けがしたくて、あなたとはまったく違うバックグラウンドを持っている。
普通に暮らしていたら、そんな人とはそう簡単に巡り会うことはできません。
さらに、将来のあなたのお客様になってるくれる方と知り合えることだってあります。
現に、僕がやっているブログの個別指導や読書会にも、読書会でのご縁がきっかけでお申し込みいただいた方が何人もいらっしゃいます。
忘れちゃいけない、ファシリテーター
読書会ファシリテーターの多くは、参加者として読書会に行っている内に好きになって、自分でも主催したくなったという人です。
ということは、読書会の常連として「あなたの役に立ちたい」という想いを持っています。
それに加えて、読書会を運営するために、ファシリテーション技術や、集客・マーケティングについても意識しています。
もちろん、副業や趣味としてやっている方もいらっしゃいますが、やっている中身は自営業そのもの。
独立・起業を目指す人や、フリーランスとして活動している人にとっては、いろんなヒントを教えてくれる人でもあります。
2,000円かそこらの読書会で、読書会自体のメリットに加えて、そんな人と直接話ができるなんて、ハッキリ言って激安です。
成功体験
これは「うまくいくか分からなかったけど、勇気を出してやってみたらうまくいった」という体験のことです。
どんな成功法則本にも「セルフイメージを高めなさい」みたいなことが書いてあります。
要するに「自信を持て」ということですが、それは言い換えれば「自分にだってできるはず!」と思うこと。
それに必要なのが、この成功体験です。
そして、成功体験を得られると、「コレがうまくいったなら、きっとアレもうまくいくから、やってみよう♪」と考えるようになります。
つまり、ポジティブ思考の行動派になれるということ。
こればかりは体験してみないと分からないと思うので、ぜひ早速、小さな行動として読書会に参加してみてください。
読書会から得られる成功体験とは?
前のページに書いてあったことを思い出してみてください。
- たった2時間で、5冊のビジネス書を読めた
- 5人の参加者の悩みに答えてあげられた
- 2分しか読んでいない本の内容を発表できた
- 行動習慣が身に付いた
- 人と話すのが苦手なのに、本を通じて会話できた
などなど。
10年間でビジネス書を3冊しか読まなかったヤツが、2時間で5冊のビジネス書を読めるなんて、奇跡ですよ(笑)
何度か読書会に参加して、行動宣言を実践していくと、「読書会で宣言したことを実行したら、自分がポジティブ思考になった!」みたいな成功体験も得られるかもしれません。
コミュニケーション能力
「読書」会と言いつつ、実は発表する場面があるというのは予想外ですよね^^;
これを知ると、「人と話すの苦手だから、やめとこう」と思ってしまう人もいるでしょう。
でも、もし生き方を変えたいのなら、勇気を出して参加して欲しい!
というのも、読書会における発表は、コミュニケーション能力を鍛えるには最高の機会だからです。
実は、即興プレゼンの練習になっている
読書会の冒頭で実施されることが多い、選んだ本の内容を説明するパート。
普通に考えて、初めて手に取った本を2分読んだ程度では、ろくな説明できませんよね(笑)
もちろん、誰だってそうですし、完璧な説明なんて誰も期待していません。
とはいえ、できることならカッコよく説明したいもの。
そう思って必死に考えることは、即興でプレゼンをしているようなものです。
次に話す内容を考えながら、初めて読んだ本の内容を分かりやすく説明するなんてことができるようになったら、もうプレゼンを恐れる必要なんてありません!
「自分はコミュ障だから絶対ムリ!」という人は
コミュニケーションが苦手だと思っている人は、「気の利いた、面白い話ができない」とか「自分のことを表現するのが苦手」といった悩みをお持ちなんじゃないでしょうか?
読書会では、そんなことを話す必要はありません。
前のページを思い出して欲しいんですが、話す内容はこんなところです。
- あなたの名前
名前を言うだけです。 - 選んだ本の内容
どんな本だったかを話すだけ。
面白く語る必要は無くて、ただ「こんなことが書いてありました」で充分。 - あなたのお悩み
「コミュニケーションが苦手です」だっていいんです。 - あなたなりの答え
「他の人が、こう答えてくれました。だから、それをやってみます」でOK。 - 行動宣言
「帰宅したら、次に参加する読書会に申し込みます。」とかどうです?
いかがでしょう?
別に面白く語る必要も、あなた自身を表現する必要もないことが分かったと思います。
これを繰り返していく内にだんだん慣れていって、コミュニケーション上手になれるかもしれませんよ?
僕も発表とかは決して得意ではありませんでした。
でも、勇気を出して読書会に行ってみたら意外と楽しくて、気付いたら常連に。
しまいにはファシリテーターとして主催できるようになっちゃったぐらいですから^^;
まとめ
たった2,000円、2時間で5冊の本が読めて、他の人に悩みを解消してもらえる。
それに加えて、良い人脈ができて、成功体験を積んでセルフイメージが高まり、コミュニケーション能力にも磨きがかかる。
他の方法でそれぞれを強化しようと思ったら、異業種交流会に行って、自己啓発セミナーに参加して、話し方教室にも通う…というアプローチになっちゃいます。
それぞれに何千円・何万円を費やし、何十時間もかけて得られるものは、何回か読書会を楽しんでる内に身に付いちゃうかもしれませんよ?
そんな側面からも、読書会は超オススメです!