最近、読書会にハマっていて、月2~3回ペースで参加しています。
これが脱サラブロガーとしての今の生き方に、すごく役立ってるんですよ。
まさか、「読書」会で読書による知識よりも大きなものを得られるとは、思ってもいませんでした。
目次
ちなみに僕は読書家ではありません。
10年間のサラリーマン時代、読んだ活字の本はたったの3冊!
転職を考えた時と、営業ノルマに苦しんだ時です(笑)
独立してからも、月1~2冊ぐらいなので、決して多くはないですね。
そんな僕でも、今では読書会が楽しくなっちゃって、参加するどころかファシリテーターとして主催するようになりました。
そもそも、「読書会」ってなんだよ??
「読書会」って、聞き慣れない言葉ですよね。
前の職場の同僚と話していたときに、こんな反応をされました。
「むかしむかし、あるところに、おじいさんとおばあさんがいました。はいっ!(次の人へ)」
とかやるんですか?
ここで紹介する読書会とは…。
「自分の悩みについて、他の人からアドバイスしてもらう会」
です。
…なんじゃそりゃ!?
読書会でやること
まずは、読書会の一般的な流れから。
僕も、初めて参加するときに調べたものの、結局よく分からずにドキドキしながら参加したので^^;
読書会の所要時間は2時間前後が一般的です。
参加費は2000円前後のものが多く、中には無料のものもあります。
僕がよく参加している、Read for Action読書会の一般的な流れは、こんな感じです。
用意されている本から、気になる1冊を選ぶ
多くの場合、読書会の主催者が本を何冊も用意してくれているので、そこから1冊チョイスします。
なので、事前に購入したり読んだりしておく必要はありません。
読書好きのファシリテーターさんが選ぶ本ですから、ほんとハズレがありません!
本をザッと読んで、自己紹介ついでに内容をざっくり紹介
ここで2分ほど、選んだ本を読みます。
とはいっても、数百ページの本を読破することはムリですよね。
どうするかというと、表紙や帯、前書きや目次などにざっと目を通すだけ。
そして、自己紹介ついでに、1分ぐらいでどんな本なのかを発表します。
「えっ、発表あるの?」と思った人へ
「発表とか超苦手なんだけど…」と思う人もいますよね。
でも、発表するのはあなたの名前と、本に書いてあったことだけです。
書いてあることをただ口にするだけですから、プレゼンみたいに考えることはありません。
それに、たった2分しか読んでない本ですから、完璧な説明なんて誰も期待してませんし、できません(笑)
本(または著者)に解決して欲しい悩みを考える
本を読んだ上で、あなたが悩んでいることや、著者に聞いてみたいことをいくつか考えます。
- どうすれば自分に合った仕事が見つけられますか?
- その著者みたいなベストセラーを書くには何をすればいいですか?
- フェラーリを買うお金をどうやって稼げばいいですか?
…など。
そして、お悩みを付箋(ポストイット)に書き出し、それを本に貼り付けます。
他の参加者に答え探しをしてもらう
ここで、隣の参加者に本+付箋を回します。
あなたの本を受け取った人は、あなたの悩みを読んで、あなたが選んだ本の中から答え探しをしてくれます。
答えを見つけたら、やはり付箋に答えを書いて、貼っていきます。
ということは、あなたの元には他の人の本+悩みが書かれた付箋が回ってきます。
なので、あなたも他の人の悩みを読んで、あなたなりに本の中から答え探しをしてあげます。
もちろん「正解」なんてものはないですし、本から答えを見つけられなかったら、あなたの人生経験や直感で答えるのもアリなんです(笑)
別の人の答え探しを繰り返す
参加者の人数分、本を横の人に回して交換しながら答え探しを続けて、付箋に答えを貼っていきます。
ということは、参加者が5人いたとしたら、あなたは5冊の本に目を通したことになります。
しかも、自分以外の人がどんなことに悩んでいるのかを知ったり、その人のために考えてあげることなんて、普段の生活ではなかなかできない経験ですよね?
最終的に、色んな人のアドバイスがあなたの元に返ってくる!
これを続けていくと、あなたが最初に選んだ本が回って返ってきます。
そこには、他の人の答えが書かれた付箋が5枚張ってあります。
そう。あなたの悩みに対して、なんと5人もの人が、あなたの代わりに本を読んで、アドバイスをくれたということです!
自分なりの答えを考える
ここにきて、ようやく自分が選んだ本で、自分の答え探しをするときが来ます。
他の人からのアドバイスも参考にしつつ、自分なりの答えを探します。
第三者のアドバイスを受けてから読むので、1人で読むよりも客観的に考えることができます。
どんな行動に移すのか宣言する
これで、あなたの悩みを解決するための答えが見つかりました。
とはいえ、答えを知っても行動しなければ何も変わりませんから、行動宣言をします。
ただ、あまり壮大なことを考えると、めんどくさくなってやらないもの。なので、24時間以内にできるような、最初の小さなステップを決めます。
たとえば、「帰りに本屋でビジネス書を買う」とか、「寝る前に、家に積んである未読本を5分だけ読む」とか。
ビジネス書や自己啓発書をよく読む人はご存知の通り、一番大切なことは「行動すること」。
こういう小さな行動が習慣になると、生き方が変わり始めますよ。
まとめ
簡単に、読書会とはなんなのかを紹介してみました。
まとめると、読書会に参加することでこんなものを得られます。
- たった2時間、2000円であなたの生き方が変わるかもしれない
- あなたの悩みについて、他の人があなたの代わりに本を読んでアドバイスをくれる
- 読書好きのファシリテーターが選ぶオススメ本を何冊も読める
- 行動習慣がつく
脱サラブロガー・唐澤たかゆきが主催する読書会の予定はこちらから。
読書会に秘められた、読書以外の3つのメリット
これだけでも充分お得ですが…。
実は、読書会には読書以外のメリットが3つ隠されています。
長くなったので、それは次のページで。