こんにちは、碇シンジ(CV:唐澤たかゆき)です。
あの父さんが、僕と一緒にコスプレしてくれるなんて思わなかったよ!
(※なりきりモード終了)
10/30(日)に開催された、池袋ハロウィンコスプレフェスでエヴァンゲリオンのコスプレしてきましたw
1ヶ月前まではコスプレイベントにドン引きしていた僕が、このハロウィンで見出したコスプレの楽しさとは、ズバリこの2つ!
- あの憧れのキャラになりきれる
- 色んな人に「写真撮っていいですか?」と頼まれて有名人気分♪
というわけで、ついこの前までコスプレ嫌いだったヤツが、池ハロにコスプレ参加するほどハマるまでの1ヶ月をガッツリ書いてみました!
※「碇?誰それ?」と思った方。分からなくてもこの記事を理解できるように書いたつもりですけど、気になる人はここでも見ておいてください。
9月某日:「えっ、そんなイケメンやっていいの!?」
9月のある日、毎度のオンラインサロンメンバーとお茶していると、「エヴァンゲリオンのコスプレやろう」みたいな話に。
とりあえず適当に相づちを打っていると…。
キラキラした登場人物に乏しいエヴァの世界において、カヲルはダントツのイケメンキャラ。
そんなカヲル「ぽい」と言われることは、要するに「佐藤健に似てる」とかと同じ言葉に聞こえるわけですよ~。
…悪い気はしません(笑)
10月上旬:コスプレイベントにドン引き(笑)
こうしてエヴァコスプレ計画が始動し、衣装や小道具の買い出しってことで池袋へ。
立教に通ってたので池袋はある程度分かっていたつもりが、今やアニメショップが林立する「乙女通り」なんていうエリアがあることに衝撃を受けましたw
acosta!の洗礼
たまたまその日はショップ主催のコスプレイベント「acosta」が開催されていて「見に行こう」という話に。
ひぃぃぃ~。
「ココはいてはいけない場所だ」みたいな息苦しさがありました(笑)
そして、主目的のお買い物でACOS…アニメイトのコスプレ専門店へ。
僕だってもちろんオタクなんですけど、硬派なリアルミリタリー系のオタクだったので、なんだか「アニメイトなんて入ってはダメなお店」みたいな、謎のメンタルブロック的な何かがあったんです(笑)
そう。こんなヤツでも1ヶ月後にはコスプレ楽しくなっちゃうんですよ!(笑)
ウィッグの試着で味を占める
いやいや、でもここで銀髪のウィッグ(かつら)を買わないとカヲルくんにはなれないんだから…と、なんとかウィッグの試着までこぎつける。
これをLINEしたときの反応が…。
…え、ホントに?(嬉)
10月中旬:オタク、覚醒。
こうして、イケメンキャラっぽいと言われ、ウィッグを試着しただけでカッコいいとまで言われると、俄然やる気が出てきます(笑)
情報収集、そして衣装&メイク用品を買い漁る
こうなると、方向性は違うとはいえオタクの魂を持つ僕は、徹底的に再現度を高めようと頑張り始めましたw
- エヴァンゲリオンTV版(全26話)総復習
- 旧劇場版もチェック(見たことなかったので)
- ついでに、コミック全巻セット(14巻)も購入して読破
- 新劇場版は見る時間を確保できず(劇場では見てる)
戦闘機の細かな違いを見るときの目で、シャツの襟の形やらベルトの長さやら、えらい細かい部分をチェックし、それに合うものをネットで探す…。
そして、ここぞとばかりに楽天アフィリエイトの報酬として貯まっていた楽天スーパーポイントを駆使して衣装やらメイク用品を買いまくるw
…中学校の制服とか化粧品をネットで買えるのは、初心者コスプレイヤーにはありがたいですね~。
30過ぎたオジサンがお店で買うには不自然すぎるモノばかりですから(笑)
おまけ:エヴァ好きならコミック版も読んどけ!
「人類補完計画とは?」「なぜ使徒は攻めてくる?」「カヲルくんは結局なんだったの?」などなど、アニメだけじゃさっぱり分からない話がキッチリ説明されてて、やっと話を理解することができました。
中古セットだと1,000円ぐらい!
化粧の楽しさを知ってしまった33歳男w
男性の前に立ちはだかるコスプレのハードルといえば、メイク=お化粧です。
特に僕なんかはニキビ跡のデコボコも多く、ノーメイクではとても14歳のイケメンにはなりきれません…。
化粧水と乳液ぐらいは普段から使っているとはいえ、化粧下地・ファンデーション・コンシーラー・パウダー…などなど、自分には絶対に縁がないと思っていたモノの数々。
女性って毎日大変ですねw
まぁ、その役割や順番はググれば出てきますし、顔全体にこれを塗ること自体は別に難しくありません。
肌が滑らかに、白くなっていくのを見るのもイヤな気はしませんし(笑)
アイラインで一気にアニメっぽく!でも難しい…。
サクサクと美肌になったところで、最後のハードルがアイライン。
まぶたとまつげの間を黒く塗りつぶすことで、うまくやると大きな釣り目を再現できて一気にアニメ感が出てきます。
そしてカラコンを入れればアニメ眼の完成♪」
ラルクやシドなど、ヴィジュアル寄りのバンドも好きな僕としては、「おぉ~、自分でもこんな目になるのか!」と喜んでましたw
(↓閲覧注意?w)
ただ、これが難しいんですよ…。
「筆ペンを使って、自分のまぶたの縁に沿って1mmの線を引く」ことを想像してみてください。
家でもせっせと練習してました(笑)
10/22 ハロウィン予行演習@シェアスタジオ
こうして、衣装や化粧品を買い込み、家でメイクの練習をし、ウィッグを被って長すぎる毛をカットしたり…と準備を進めて、初のコスプレとなったのがハロウィンの1週間前。
別に練習という位置付けではなかったんですけど、スタジオ撮影です!
「スタジオ」といっても、1つの大きな建物の部屋ごとに和室・ホテル・病室・牢屋…みたいな色んな内装が再現されている施設で、「こんな便利な場所があるのか~」とただ感心。
そして、コスプレはするのも大変ですけど、撮影技術やポージングの指示など、撮る側の才能もかなり重要だということを知りました。
撮ってもらった写真を見ると、「へぇ~、こんな風になれるのか自分!」っていう感じで、なりきる楽しさが分かってきましたw
10/30 そして最大級のコスプレイベント・池ハロへ!
で、10/30(日)に行ったのが池袋ハロウィンコスプレフェス(通称:池ハロ)。
「ハロウィン=仮装」という部分に乗っかって、アニメ系のお店が多いロケーションを活かしてコスプレイベントに仕立て上げたという、なんともうまいことやったイベントです。
小池都知事までオープニングイベントに出席したそうで、一昔前まではディープなオタク趣味だったはずのコスプレも、ずいぶん市民権を得たんですね~。コスプレイヤーの参加者は実に17,000人だとか。
1ヶ月前はコスプレ嫌いだったヤツが、こんな最大級のイベントに飛び込むって一体どうなってるんだか(笑)
池袋ハロウィンコスプレフェス2016!
たくさんのコスプレイヤーさん達が池袋の街を歩いてます!
コスプレ好きも、作品ファンも、初めてでも、一人でも!楽しいのでおいでー!
今日は18時まで、明日30日(日)も開催するよ!https://t.co/JZReuNQzSB #池ハロ pic.twitter.com/NvS521ON6G— niconicoリアルイベント【公式】 (@eventnico) October 29, 2016
ちなみに、僕は前日夜に急遽「シンジくんやってよ」と頼まれて配役が変わりまして、だからトップ写真ではカヲルくんではなくシンジくんになっているわけですw
たしかに、今回の参加メンバーがゲンドウ・カヲル・リリス(使徒)じゃ主役不在ですからね^^;
慌てて紺色のTシャツを探したり、ヘアアイロンを駆使してシンジっぽい髪型を作ってみたり…(笑)
リリスが僕らを人気者にしてくれた
とりあえず着替えて、ちょこちょこ撮影しながら会場内を歩いていると…。
「ゲンドウさん!きゃーリリス!あとシンジくんもいる!一緒に撮りましょ-!」と声をかけられ、どう対応すればいいのか分からず、戸惑うコスプレ歴1週間×2と初体験×1w
https://twitter.com/pachiko114/status/792647857912225792
「我々ぐらいのクオリティでも『一緒に撮りましょー!』なんて言われるんだ!」と喜ぶ(笑)
こうしてミサトさん&加持さんが加わった5人組で撮影してると、次から次へと「撮っていいですか?」という人が現れて行列が!
リリス(白タイツねw)のインパクトがデカいんでしょうけど、かなりハショっててお世辞にもハイクオリティとは言えないのに、ガチのコスプレイヤーさん、バットマン、通りすがりの人々など数十人に撮影され、もう有名人気分ですよ(笑)
これは楽しいわ~w
リリスはじめました。
池袋ハロウィン、サンシャインシティにて!#池袋 #ハロウィン #リリス pic.twitter.com/Xa8eRsIR5K— リリス (@ririsu_dayo) October 30, 2016
まとめ
これが、コスプレ嫌いだったヤツが、イベントで数十人に撮影されて喜ぶようになるまでの1ヶ月。
考えてみれば、僕のコスプレに対するイメージは十数年前のもので、世間からも「ヘンな趣味」とされていた頃のものだったんですよね。
自分がなりきるワクワク・周りからチヤホヤされる快感だけでなく、「いかに忠実に再現するか」というクリエイティブな部分での楽しみ方もあるので、新たな趣味を探している人には案外オススメですw
カヲルくんもなかなか嬉しかったけど、今度は銃を持ってるイケメンキャラやりたいな~(笑)