週末の朝、愛車のハンドルを握り、ちょっくら箱根に走りに行ってモーニング。
そんな、ちょっとした趣味のドライブが仕事につながったとしたら、楽しくないですか?
もちろん、「箱根登山タクシーの運転手になりましょう」なんていう話ではありません。
あなたの愛車で、誰にも強制されずに、好きな時に行く、100%趣味のドライブの話です。
あなたにとっての当たり前は、周りの人には新発見
しょっちゅう箱根に出かけるドライブ好きは、普通の人が知らないことを実はたくさん知っています。
- どんなルートでドライブを楽しんでいるのか
- どんな景色が見えるのか
- 何時頃が空いているのか
- おすすめの休憩ポイント
- お気に入りのカフェ…などなど
ちょっと思い出してみてください。
…どうでしょう、いくつか思い浮かびましたか?
今では、そういう情報ってものすごく価値が高いんです。
旅行を例に考えると分かりやすいんですが、「ガイドブックには出ていない穴場」を探したことありませんか?
それと同じように、さっき思い出してもらったドライブ情報って、箱根の観光ガイドには載っていないようなことばかりではありませんか?
その情報、知りたい人はた~くさんいます。
友達に教えるつもりで、ネットで情報発信する
僕自身、車のオフ会によく参加しますが、ドライブ好きの人ってホントいろんなこと知ってますよね。
「なんでこんな普通のオジサンが、こんなオシャレなカフェを知ってるの!?」という感じで(笑)
彼に聞けば、観光地でもなんでもないところにある本格ピザ屋さんやら、周辺には何の見所もない絶景スポットなどなど、嬉しそうに話してくれます。
こんなこと、ネットで検索しようにも、どうやって検索すればいいのかも分からない。
その内容をまとめてブログにしたら、ドライブ好きにとっては魅力的な情報源になると思いませんか?
仕事の憂さ晴らしだったドライブが、仕事の一部に
会社員時代のドライブといえば、「平日のイライラから解放される、週末の幕開け」でした。
森の中のワインディングを駆け上がっていくと、自然の癒やしと走りの爽快感で、す~っと日常のストレスが消えていきますよね。
もちろんその時は幸せですが、今思えば、これってストレス解消にはなるものの、何も生み出していないんですよね。
帰宅して、日曜の夜になれば、結局サザエさん症候群ですから。
それが今では、曜日に関わらず「今日は良い天気だからドライブ行こうかな」という感じで、その日の気分で行き先をチョイスして、ドライブへ。
すると、自動的にこんなブログネタの出来上がりです。
- なぜその行き先を選んだのか?
- どんなルートで行ったのか?
- どんな場所に立ち寄ったのか?
- 何を食べたのか?
こうして、僕の気まぐれドライブがブログ記事になり、それを読んだ人の役に立ち、それが収入につながる、という毎日です。
やっていることは同じドライブでも、ストレス解消にしかなっていなかったものが、こうして仕事の一部になりました。
趣味の話をブログに書いて、それが収入につながる仕組み
とはいえ、普通に考えて、僕のドライブ情報にお金を払ってくれる人なんていません。
なのに、「ドライブが仕事になる」なんて言っている。
…どういうこと??
ということで、趣味をテーマにしたブログが、仕事につながるカラクリを具体的に紹介します。
30記事分ぐらいのネタが思い付くテーマを考える
まずはブログのテーマ探しです。
なぜ30記事かというと、これが最低限の情報量と更新頻度をカバーできる数だからです。
1記事1000文字程度の記事を、3日に1記事ペースで書いていれば「それなりに更新されているブログ」とGoogleに判断されます。すると検索した時、検索結果の上の方に表示される確率が徐々に上がっていき、結果としてブログに来てくれる人が増えていきます。
「30記事も書けるような趣味ないよ!」というあなたも、「会社から帰ったら、なんとなく見ているサイト」とか、「友達によく聞かれて、教えてあげること」あたりにヒントが隠れているものです。
あなたがその分野にメチャクチャ詳しい必要はなくて、「初心者や未経験者相手になら教えられること」で充分です。
僕も車の趣味は長いですが、自動車業界で働いているわけでもなく、整備もできませんし、周りに僕より詳しい友達はたくさんいます。
それでも、生計を立てられるブログは作れるんです。
浮かばなければ、30記事書けるテーマを作る
「そんな簡単に言うなよ!」って?(笑)
一例として、僕がブログを始めた頃、サブのブログとして「東京・八重洲のランチブログ」を作ったことがあります。
当時、僕は東京駅近くにある会社に勤めていて、2ヶ月の間、ランチで行くお店を毎日別のお店にすることで30記事分のネタを絞り出すことができました。
友達に教えるつもりで、なんでオススメなのか(安い?おいしい?オシャレ?)、他の店と比べてどうなのか、どこにあるのか、何時頃になると混むのか…など書いていけば1000文字ぐらいにはなります。
会社のロケーションにもよりますけど、都市部のオフィスで働いているのなら、意外と「よく行くお店」だけでも30軒ぐらいはあるものですよ。
今すぐ考えるのが難しくても、どうせブログを始めたところで、収入が出始めるのは早くて半年後ぐらいです。
なので、「1年後に記事が50本あるブログを作るために、テーマを見つけよう」ぐらいの感覚で見つけてみませんか?
ブログ記事を収入に繋げるために、広告を貼る
ただブログを更新しているだけでは、いくらアクセスが増えても収入にはつながりません。
なぜなら、ブログを見に来た人が、一緒に表示されている広告をクリックしたり、広告されている商品を購入することで、広告業者から報酬をもらえるという仕組みになっているからです。
なので、記事に興味を持つ人が欲しくなるような商品の広告を貼ります。
箱根をドライブする記事なら、カーナビ・箱根のガイドブック・ホテル予約サイトなど。
ランチブログの時は、東京駅のグルメガイド・お米・炊飯器などの広告を貼っていました。
実際に、ランチブログから5kgで4000円の高級米が売れたこともありますよ(笑)
1銭にもならない、最初の半年を乗り越える
こうして、3日に1記事ペースでブログを更新して、そこにマッチする広告が貼ってあれば、すぐに稼げるようになるかというと…そんなに甘くはありません。
どんなにコツコツ頑張ったとしても、半年間は大したお金にならないと思ってください。
僕が作った車のブログは、最初の1ヶ月は毎日更新して、その後も週3~4記事ペースで更新していました。
つまり、最初の3ヶ月で50記事以上書いていたわけですが、収入はゼロ。
4ヶ月目から徐々に収入が発生し、6ヶ月目に8000円、9ヶ月目に10万円突破…という感じで増えてきました。
月10記事ペースだと50記事書くのに5ヶ月かかりますから、それぐらいは収入ゼロだと思ってください。
頑張って更新しているのに、まったく収入に繋がらないのはつらいですが、そこを乗り越えると徐々に収入は増えていきます。
軽い気持ちで始めると、予想外の展開を迎える
僕の場合は、車のブログを始めて2ヶ月ぐらい経ったあたりから、読者からの感想やお礼をいただけるようになりました。
すると、それが励みになってブログを更新すること自体が楽しくなり、徐々にブログに人気が出てきてアクセスが増えていく…という、思ってもいない展開になりました。
ブログを始めたときは、「得意分野の情報を発信することで、誰かの役に立てば良いな」、「それがお小遣いの足しにつながったらいいな」という想いでしたが、そんなブログが1年後には独立する足がかりになるほど成長したんです。
そんな「軽い気持ち」をきっかけに始めたおかげで、脱サラブロガーの今があります。
今や、ドライブに行くこと・新車情報を見ること・カー用品を購入すること…、全てが仕事の一部になりました。
まとめ
朝の新鮮な空気を吸いながら、箱根のワインディングを駆け上がっていく、あの瞬間さえも仕事につながっていく。
「そんなわけないじゃん」と思うか、「できたらラッキー」と思って試してみるか。
あなたに「趣味から収入を得てみたい」という気持ちが少しでもあるのなら、ブログを始めてみてはいかがですか?