「99%の会社はいらない」読んだら、ホリエモンじゃないけど遊びを仕事にできてた件

「99%の会社はいらない」読んだら、ホリエモンじゃないけど遊びを仕事にできてた件

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ホリエモンこと堀江貴文さんの新刊「99%の会社はいらない」。

前半では会社の非効率さ・会社勤めをすることのムダさといった毎度の持論を展開。

後半では遊びを仕事にすることがいかに効率的かを説き、これを実現するための方法と今後どう発展させていくのかを提示する、そんな内容でした。

第3章「だから遊びを仕事にすればいい」を読んでゾクッとした

おこがましい言い方ですが、僕のこれまでの人生にドンピシャで当てはまっててビックリしたんですよ。(テレビ局買収とか逮捕とかそういう意味ではないですw)

僕は脱サラブロガーとして、まさに「遊びを仕事にする」を体現しつつあります。

その裏側には「趣味を活かせるか?」を判断基準にして生きてきた30年があって、その中で知らず知らずのうちにやっていたことがこれ。

とにかく、自分の楽しいと思うことを追いかけ、その中で他人との差別化を行う。

メジャーでなくニッチなことであれば、ライバルは少ないし差別化も楽だろう。そして、そこに小さな1を足し続けていく。

ミリタリーオタクが造船会社に就職して自衛隊向けの営業担当になったこと、ドライブ好きが車ブログで食っていけるようになったことなど、だいたいこの本で説明できるんです。

堀江さんに「誰にだってできる」と言われても「いやいやいや…」と思っちゃいますけど、僕の話なら「コイツにできるなら、自分もやってみよう」と思ってもらえるかな?と思ってこの記事を書いてみました。

遊びを仕事にしたおかげで、月3記事のブログ更新だけで生きている

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ブロガーとして独立した僕はフットワークが軽くなり、新しいチャレンジも楽しくなり、本当に充実した毎日を送っています。

そうやって色んな事を楽しんでいる余裕があるのは、生活に必要なお金はブログが稼いでくれるから。

ブログを開設してからもうすぐ2年になりますが、最初の頃にたくさん更新して多くの記事を書いておいたので、今では月2~3記事更新するだけなのに収入は安定しています(トータル記事数は約150記事)。

これを支えているのは一部の気合を入れて書いた記事で、これはよっぽど好きで詳しくないととても書けないディープな内容です。

情報だけなら本を何冊か読めば分かるかもしれませんが、体験談や説明の仕方といった部分は好きだからこそ書けるもの。そして、好きなことだから書いている時も楽しいんです。

こうやってサラッと書けちゃうことが、ブロガーが遊びを仕事にする最大のメリットです。

しかし、そんな僕も昔からこうだったわけではありません。

クラスの残念なヤツが、遊びを仕事にして脱サラブロガーになった軌跡

オタクな学生時代に培われた「趣味が最優先」という生き方

学生時代の僕は趣味を最優先して生きてきた結果、容姿・ファッション・流行などにはほとんど関心を示さないオタクでした。

そんなヤツが、イケメンで運動神経抜群の賑やかなキャラになるはずがない。というか、それを目指す気すらないんですから、クラス内での位置付けは底辺です(笑)

いわゆる、スクールカーストの「下位」ってやつですねw

小学2年生の時点で「信長の野望」にハマり、そこから大学までずっと歴史・戦争系のゲームばかりやっていたので、クラスに話が合うヤツは1人いるかどうか。

始業前や昼休み、同学年のオタク連中が1つの教室に集まって謎のトークを繰り広げている様を見たことがあるかもしれませんが、あの一員でした。

でも今思えば、「周りにどう思われようと、自分が楽しいことをやって何が悪い?」という考え方はこの頃に形成されていました。

趣味で決めた就活、趣味を活かせない会社には失望

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「文系だけど武器に触れる仕事がしたい!でも自衛隊はイヤ」

ミリタリーオタクだった僕の「就活の軸」はこんな感じでした(笑)

なので、会社の将来性やら収入なんかよりも「ミリオタとして楽しめるか」ということを考えて、ナントカ重工業みたいな会社ばかりを受けることに。

結果、とある造船会社から内定を得て、望み通り自衛隊向けの仕事をすることになりました。

しかしその後、高年収の外資系企業からの引き抜きのオファーを受けて転職するもノルマがきつくて退職、次の会社選びは「仕事は仕事、趣味は趣味」と割り切って人事労務系の仕事に転職するも、今度はまったく面白くない…。

仕事が余りにも虚しかったので、1分でも早く帰宅できるように普段の業務を自動化できるようなエクセルマクロを作って「業務効率化だ」と言い張ったりしていました(笑)

会社からの評価の不満が、ブログを始める原動力に

「このままじゃダメだ!ブログで趣味を活かすぞ!」

な~んていう熱い思いでブログを始めたわけではなく、かなりグダグダになったところでふと「趣味 副業」とか検索をかけたことが、遊びが仕事になる生き方へのターニングポイントでした。

転職して1年経った頃、全社システムがSAPベースのものに置き換わり、既存システムからのデータ移行がうまく行かずに全社的に大混乱になったことがありました。

この時、部署内の同僚と組んで改善プロジェクトを立ち上げ、他部署のプロジェクトがことごとく頓挫する中、無事に完了。平社員2人が主導したプロジェクトだけが成功し、役員クラスが多くのメンバーを従えて動かしたプロジェクトが失敗するというひどいことに(笑)

同僚の試算によると、この改善によって億単位の人件費が浮いた計算らしいんですが、この年の評価はC評価。

「これは唐澤の本来するべき仕事じゃないし、まだ入社2年目だから。」というのがその理由。部署のメンバーが10名ちょっといた中で、そのプロジェクトを担当した僕ら2人だけが定量的に評価できる成果を挙げたにも関わらずこの評価。

評価内容自体はどうでもいいですが、制度上2年連続A評価を取らないと昇給できません。ここで「仕事しても給料が増えないなら、別の方法でお金を稼がなきゃ…」と思ったのが、ブログを始めたきっかけです。

会社勤めしながらブログ更新する毎日も、好きなことを書いているからツラくない。

こうして副業ブロガーとしての生活が始まりました。

通勤の電車に座れればPCで、立っているときはスマホでコツコツ記事を書き、写真の編集や投稿は帰宅後や休日に。こんな生活を約1年続けました。

結構な作業量で、実際に休日も引きこもってひたすらブログを書いていたこともありました。はたから見れば重労働なんですが、やってる方は好きな車の話なので大して苦にならないんです。

そんなことを続けていると、始めて4ヶ月目で800円の収入を得て、そこから倍々ゲームで収入が増えていき、1年経った頃には月収20万超えが安定していました。

ここで、「平日を全部ブログに回した方がはるかに楽しいし稼げるな」と感じて退職、脱サラブロガーになりました。

次のページ:ブログがうまくいったから、新たなチャレンジも楽しくなった

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